商品ラインナップ
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『ロシア・ノート アンナ・ポリトコフスカヤを追って』
¥2,200
作:イゴルト 訳:栗原俊秀 発行:花伝社 発売:2023年6月8日 A5判 186ページ 暗殺された記者が告発し続けた、 ジャーナリズムが崩壊しゆくロシアの現実。 ウクライナ侵攻の原型である、チェチェン紛争の 想像を絶する非人道的な暴力を描いたグラフィック・ノベル。 「ここでは、人の命には2コペイカの価値もない。」 2006年、モスクワの自宅アパートで殺害されたアンナ・ポリトコフスカヤ。彼女はロシア独立系新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』をリードするジャーナリストだった。 ロシア連邦軍と独立派武装勢力、そして現地に暮らす多くの市民たち――ポリトコフスカヤの生前の取材と、友人への聞き取り調査をもとに、「掃討作戦」という名の民間人虐殺、不正にまみれたロシア軍の実態など、無法地帯と化したチェチェンを描く。
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『秒速5000km』
¥3,300
作:マヌエレ・フィオール 訳:栗原俊秀、ディエゴ・マルティーナ 発行:マガジンハウス 発売:2023年5月31日 B5変型判 縦240mm 横170mm 厚さ15mm 160ページ ヨーロッパを代表する漫画家 マヌエレ・フィオールの恋愛漫画ついに初邦訳 イタリアの肌を刺すような日差しの中 二人の少年と一人の少女が恋に落ちる イタリア、ノルウェー、エジプトと場所を変えながら 三者三様の人生が淡く交わる20年を描く恋愛漫画 この傑作グラフィック・ノヴェルを 美麗なフルカラー印刷でお楽しみください 巻末には訳者である栗原俊秀の詳細な解説付き 栗原俊秀「フィオールに魅せられて―文学、美術、建築が綾なす漫画の世界―」 <推薦のことば> フィオールさんの作品が翻訳されて、日本で読めるようになったのは本当に嬉しい! 作品の中にゆったりと流れる時間と、美しい色彩には映画とも小説とも漫画ともつかない、独特の気持ち良さがあって眺めているだけで幸福感を覚えます。―――伊坂幸太郎(小説家『重力ピエロ』『クリスマスを探偵と』) <担当編集者より> 『秒速5000km』にはナレーションがありません。登場人物のセリフだけで構成されています。フィオールは「あれから10年…」といった野暮な文章は入れずに、ルチアとピエロの人生の6つの場面を断片的に見せることで、わずか140ページで20年の月日を描き切ります。その6つの場面は、イタリア、ノルウェー、エジプトと地理的なヴァラエティに富んでおり、1つの章に1つの舞台だけが描かれるという制約が課せられています。そのため離れ離れの2人をつなぐ、電話や手紙といったコミュニケーション手段が印象的なガジェットとして描かれます。書名の『秒速5000km』は、オスロ(ノルウェーの首都)とエジプトの発掘現場の物理的な距離=5000kmと、国際電話のタイムラグ=1秒に由来しています。またこの地理的な国際性から、イタリア語、ノルウェー語、フランス語、英語、エジプト語の5つの言語の使用する規格外の試みが導かれます。ヨーロッパでは、EUによる「移動の自由化」(ノルウェーはEU非加盟国)や移民の増加などで他国籍、他言語の人と共生するのが日常になり、自らが他国で労働/生活することもありふれた人生の選択になっています。このような現実の反映が『秒速5000km』の国際性につながっているのでしょう。日本でも外国人労働者の数は、本書が出版された2010年から増え続けており、今後、国力の低下により国外で働く日本人の数も増え続けるでしょう。本書は21世紀の人々の心象に寄り添うものとして、2023年の日本において新たな価値が見出されるはずです。
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『ローラ・ディーンにふりまわされてる』
¥2,750
作:マリコ・タマキ 画:ローズマリー・ヴァレロ・オコーネル 訳:三辺律子 発行:岩波書店 発売:2023年5月30日 A5判 縦210mm 横148mm 厚さ20mm 重さ 530g 296ページ フレディは17歳。人気者だけど軽薄な同性の恋人ローラ・ディーンから別れを告げられたのは、今回で3度目。そのたびに大泣きして騒いで、でもいつも、気づけばヨリを戻してる……。ハードな恋の痛みを切実に描き、自尊心と依存の問題に切りこんだパワフルなグラフィック・ノベル。米国で数多の賞に輝いた傑作、待望の邦訳。 ■訳者あとがきより 恋の悩みだけは、いつの時代もままならないものらしい。ローズマリー・ヴァレロ・オコーネルの絵は、そんなフレディやドゥードル、ローラたちの表情を躍動感のある画筆でとらえている。コマの使い方や小道具の描きこまれ方などからも、彼らの世代の「空気」が生き生きと伝わってくる。 ■編集部より アイズナー賞(2020年 3部門)、マイケル・L・プリンツ賞オナー(2019年)、ハーベイ賞(2019年 児童書・YA部門)、イグナッツ賞(2019年 3部門)など、アメリカで漫画・児童文学作品に贈られる賞を数多く受賞し、各誌が絶賛した話題作の待望の邦訳です。 不器用な恋のキツさをまるごとうけとめて、ユーモアでくるんでくれる強くて優しい言葉の数々。恋愛が一大事だったわりに、大事なことほど見えなくなって恋にふりまわされていた10代のころの自分に、この本がいてくれたら……!と、読むたび心をかき乱されます。 「その恋は、あなたをよりよい人間にしてくれますか?」 恋の痛みを知る人に、そして今まさにその渦の中にいる人に、どうか出会ってほしい、最高にパワフルな一冊です。
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『AISHA 愛と殺戮の童話』1巻
¥880
作:法吉特 発行:KADOKAWA 発売:2023年5月30日 B6判 208ページ 先祖代々の豪商であるグウィン・ディムッチは 妻アニヤとのあいだに双子の女児をもうけるが、 アニヤは出産後に若くして亡くなってしまう。 傷心の彼は愛情のすべてを双子に注ぐが、 広大な荘園と子供の教育にまで手が回らずに、 再婚相手を探すことになるが――。 豪華な荘園で暮らす美しい双子姉妹と、 継母とその息子たちをめぐる愛と憎しみの物語。 中国国内で大反響を呼んだFajiteによる ゴシックサスペンス、初の日本語版刊行!
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『プロビデンス Act2』
¥3,080
作:アラン・ムーア 画:ジェイセン・バロウズ 訳:柳下毅一郎 発行:国書刊行会 発売:2023年5月24日 B5変型判 180ページ ◆言葉が世界を書き換える――物語の魔術師にしてアメコミ界の帝王アラン・ムーア版クトゥルー神話全四部作ついに刊行! ◆奇書探求の旅をつづける新聞記者ロバート・ブラックは、ついにマンチェスターの大学で幻の本を手にする。謎の老婆のいる下宿、隕石調査官との出会い、聡明な少女との強烈なトラウマ体験、闇の生き物との対話、夢世界への旅、憧れの作家たちと自らの呪われた宿命……宇宙的なヴィジョンによって時空を覆す究極のクトゥルーコミック! ◆アメコミ界の金字塔『ウォッチメン』の著者にして、アメコミ史上最重要作家であるアラン・ムーアが、H・P・ラヴクラフトとクトゥルー神話作品の従来のイメージを鮮やかに刷新することに挑んだエポックメイキングなシリーズの第3作。 ラヴクラフトは、1890年アメリカのロードアイランド州プロビデンスに生まれ、クトゥルーをはじめとする地球外生物によるコズミックホラー(=宇宙的恐怖)に満ちた作品群を書いたホラー作家。ラヴクラフトは自身が作り上げた恐怖の神話体系を、当時の作家たちにシェアードワールドとして解放した。この試みにより、さまざまな作家により物語が書き継がれていくこととなった。またラヴクラフトの評価は年々高まっており、今では世界中にファンがいる。 現在においてもクトゥルー神話の世界観は小説や映画、ゲームなどさまざまな分野においてシェアされ続けており、新たな作品群を生みだしながらあらゆるジャンルに多大な影響を与えている。本シリーズも、このようなクトゥルー神話作品のひとつであり、アラン・ムーアが、アメコミにおいてラヴクラフトの新たなる再評価をすべく、クトゥルー神話作品最大の魅力であるコズミックホラーの本質を問いかけてくる画期的な作品となっている。
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『幽霊はどこへ? 』上下セット
¥1,760
作:韋離若明 発行:KADOKAWA 発売:2023年5月23日 B6判 252ページ(上巻)、248ページ(下巻) 「お母さんの幽霊は、どこに?」 幼い頃の交通事故で母を亡くし、幽霊が見えるようになった余秋冬(ユー ・チュウドン)。 母の幽霊に会うために、彼は自由に移動できない幽霊を運ぶための媒介、「幽霊バス」になる。
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『幽霊はどこへ? 下 愛のさよなら』
¥880
作:韋離若明 発行:KADOKAWA 発売:2023年5月23日 B6判 248ページ 亡くなった母を探すため、彷徨う幽霊を導く「幽霊バス」となった余秋冬(ユー ・チュウドン)。 仲間・吸霊体質の晶晶(ジンジン)とおじさん幽霊の阿鳳(アフォン)とともに、出逢った幽霊たちの願いを叶えていく。 そんな日々は、孤独な秋冬の心も溶かしていく…。 しかし、阿鳳(アフォン)が記憶を取り戻したことをきっかけに、仲間たちの関係にも変化が…。 過去と現在、死者と生者、幽霊と人、 運命の物語は意外な繋がりに結実する――。
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『幽霊はどこへ? 上 記憶の絆』
¥880
作:韋離若明 発行:KADOKAWA 発売:2023年5月23日 B6判 252ページ 「お母さんの幽霊は、どこに?」 幼い頃の交通事故で母を亡くし、幽霊が見えるようになった余秋冬(ユー ・チュウドン)。 母の幽霊に会うために、彼は自由に移動できない幽霊を運ぶための媒介、「幽霊バス」になる。 それは彼だけの秘密だったのだが――…。 記憶喪失のおじさん幽霊阿鳳(アフォン)や、ドジっ子で吸霊体質の女子同級生李晶晶(リ・ジンジン)と出会ってから、 つぎつぎと不思議な事件に巻き込まれていきーー。 誰もが涙する、心温まる幽霊奇譚が幕を開ける。
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『薔薇守護者』
¥1,078
作:CAUSTICSODA 発行:KADOKAWA 発売:2023年5月8日 B6判 184ページ 美しい異色童話。 聖女は望まぬ形で、騎士と永遠を手に入れた。 憧れの聖女の騎士になったブール。王太子から聖女抹殺の命令を受けた。 絶体絶命の中、ブールの忠誠心によって聖女の力は覚醒した。 聖女が王太子を倒し、新しい王となる時、ブールは聖女の本当の姿を知る……
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『南号と尚風』1巻
¥1,430
作:布朗尼 訳:串山大 発行:KADOKAWA 発売:2023年4月28日 B6判 256ページ 男子高校生の南号(ナンハオ)と尚風(シャンフォン)のお馬鹿でシュールなキャンパスライフ! 中国の人気漫画スタジオ幕星社の布朗尼(ブラウニー)の描く人気作がついに日本上陸!
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『ハンナ・アーレント、三つの逃亡』
¥3,960
作:ケン・クリムスティーン 訳:百木漠 発行:みすず書房 発売:2023年4月18日 菊変型判 重さ 590g 248ページ ユダヤ人として戦争の世紀に生まれ落ち、 現実に向かって“なぜ?”と問いつづける少女ハンナ。 『全体主義の起原』『活動的生』を著した 不世出の政治哲学者の生涯を 繊細に、大胆に、描ききる名作グラフィックノベル。 〈これから語られるのは、 ハンナ・アーレントという人物の 生涯についての物語である。 別の時代の、失われた世界の、 失われた国に生まれ落ちた亡命哲学者。 その名前を聞いたことがある人も いるかもしれない。 最後に残る(そして最初からある)疑問。 なぜこの人物は、 おそらく20世紀の最も偉大な哲学者は、 哲学を捨てたのだろうか? それにもかかわらず、なぜ彼女の思考は、 人類が前に進むための生きた道筋を 示してくれるのだろうか?〉
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『are you listening? アー・ユー・リスニング』
¥2,640
作:ティリー・ウォルデン 訳:三辺律子 発行:トゥーヴァージンズ 発売:2023年4月20日 A5判 縦210mm 横148mm 厚さ24mm 重さ 483g 320ページ アイズナー賞(ベストグラフィックアルバム賞 2020年)受賞作! 注目の作家 ティリー・ウォルデンが描く、トラウマと悲しみを乗り越えて旅をする2人の女性の物語。 家出をしあてもなく彷徨っていた少女ビーは、自動車修理工のルーと出会う。偶然みつけた迷子の子猫も加わって一緒に旅をすることになった二人。しかしそこに奇妙な出来事が次々と起こりはじめる。不思議な旅をしながら、二人はトラウマと悲しみに向き合っていく――― 【特典ペーパー2種】 ★ティリー・ウォルデンから日本の読者に向けたメッセージ ★ティリー・ウォルデンの作品と魅力を語る書肆喫茶mori特典ペーパー
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『この街でいちばん悲しくて怒っているブラックガールのわたし』
¥1,100
SOLD OUT
作:ロビン・スミス 訳:おかもとふみ 発行:Twin Palace Press 発売:2023年 表紙:カラー+トレーシングペーパーにモノクロの二重構造 本文:40P(モノクロ) 2021年、クラウドファンディングにより、Black Josei Pressより出版されたロビン・スミスによるコミックZINE「The saddest angriest black girl in town」の邦訳版。 日本語版特典として、ロビン・スミスへのショートインタビューも掲載。 白人だらけの街で暮らす黒人女性の日常とリアルな心のうちを描く。 イグナッツ賞受賞、ハーベイ賞ノミネートの『Nubia: Real One』作画のロビン・スミスのデビュー作!
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『君は世界で一番美しい色』全3巻セット
¥3,960
作:Golo Zhao 発行:KADOKAWA 発売:2023年3月30日 B6判 180ページ(1巻)、184ページ(2巻)、216ページ(3巻) 万国共通の迷い、とまどう思春期の男女。日々の些細な出来事に急上昇!! 急降下!! 舞台は中国の地方都市の中学校。画家志望の主人公・周茹成(ジョウルーチェン)。彼には頼りない2人の友人と秘かに思いを寄せる少女・劉韻(リュウユン)がいた。 そこに突然現れたスポーツ万能の強敵・文俊(ウェンジュン)!! 受験を控えた周(ジョウ)君の心は乱れに乱れまくる!!
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『君は世界で一番美しい色』3巻
¥1,320
作:Golo Zhao 発行:KADOKAWA 発売:2023年3月30日 B6判 216ページ 突然起こった傷害事件で、七(チー)は捕まり、周錦江(ジョウ ジンジャン)は長期入院へ。 そして主人公の周茹成(ジョウ ルーチェン)は自分の絵の才能に自信が持てず進路に迷う。 そんな時、この事件の余波が思わぬ形で、彼の身に降りかかる!! 情けない自分に憤りつつも、少しずつ周囲が見え始め、少年は新たな一歩を踏み出す!!
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『わたしを忘れないで』
¥2,200
作:アリックス・ガラン 訳:吹田映子 発行:太郎次郎社エディタス 発売:2023年3月15日 A5判 縦210mm 横148mm 厚さ17mm 重さ 430g 224ページ 並製 ベルギーで数々の賞を受賞した、フルカラーのグラフィックノベル。 認知症の祖母を施設から連れだしたクレマンスは、ある場所をめざして旅に出る。愛おしい記憶、願望と喪失、性、老い、母と娘……。失踪の果てに探しあてたものは──。鮮烈なロードムービーのような一作。
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『Mint Love ミントラブ ‐薄荷之夏‐』1巻
¥1,034
作:火禾 発行:KADOKAWA 発売:2023年3月2日 B6判 200ページ 小さな頃からバレエを習っている『童 夕(トン・シー)』 ある日、母親の転勤で、都会から、小学生の頃に暮らしていた海辺の田舎町に戻ることに。 幼い頃のトラウマがよぎる彼女だが、新しい友人たちとの出会いが少しずつ安心させてくれた。 そんな中、今でも脳裏に消えない、あの彼と再会し……。 「好みは変わってないだろ ーー童 夕(トン・シー)?」 ノスタルジックな海辺の町で巻き起こる、ミント色の甘酸っぱい青春物語が始まる。
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『君は世界で一番美しい色』2巻
¥1,320
作:Golo Zhao 発行:KADOKAWA 発売:2023年3月1日 B6判 184ページ 惨めな失敗でプライドズタズタの周(ジョウ)君だが、ある日、雨の中で気になる劉(リュウ)さんと、いきなり大接近!! 同じ頃、学校一の美少女・薛(シェー)さんとも話す機会が訪れて、なんだか心が躍る日々がやってきた。 だけど、そんな時、衝撃的な事件が彼の身の上に………!?
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『君は世界で一番美しい色』1巻
¥1,320
作:Golo Zhao 発行:KADOKAWA 発売:2023年3月1日 B6判 180ページ 万国共通の迷い、とまどう思春期の男女。日々の些細な出来事に急上昇!! 急降下!! 舞台は中国の地方都市の中学校。画家志望の主人公・周茹成(ジョウルーチェン)。彼には頼りない2人の友人と秘かに思いを寄せる少女・劉韻(リュウユン)がいた。 そこに突然現れたスポーツ万能の強敵・文俊(ウェンジュン)!! 受験を控えた周(ジョウ)君の心は乱れに乱れまくる!!
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『台湾の少年 民主化の時代へ』4巻
¥2,640
作:游 珮芸、周 見信 訳:倉本 知明 発行:岩波書店 発売:2023年1月24日 B5変型判 縦230mm 横170mm 厚さ16mm 重さ 438g 173ページ 七〇年代、蔡焜霖(さいこんりん)は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。蔣介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動く。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには、さらに長い時間が必要だった。シリーズ最終巻。
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『片思い 1 暗恋(AN LIAN)』
¥1,430
作:吉川流(JI CHUAN LIU) 訳:串山大 発行:KADOKAWA 発売日:2023年1月25日 B6判 240ページ 安予哲(アンユージャ)と百霊(バイリン)は同じクラスの高校生。 お互いの気持ちを確かめられず、もどかしい片思いを続けているが…。 中国の人気漫画スタジオ「幕星社」所属の吉川流による、累計PV数4.6億の大人気作、待望の日本語版刊行!
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『日月十譚』
¥1,540
作:マテウシュ・ウルバノヴィチ、スケラッコ、ケン・ニイムラ、朴ノ木二郎、ヘイカラ、ひうち棚、リネア・スターテ、ウルバノヴィチ香苗、アトリエ・セントー、もぷ子 発行:トゥーヴァージンズ 発売日:2023年1月6日 A5判 縦210mm 横148mm 厚さ17mm 214ページ 国内外で活躍する11人のクリエイターが描く、 日本を舞台とした短編漫画コレクション! ロングセラー『東京店構え』の著者、 マテウシュ・ウルバノヴィチ発の漫画短編集。
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『塩とコインと元カノと』
¥2,750
作:ヒロミ・ゴトー 画:アン・ズー 訳:ニキ リンコ 発行:生活書院 発売日:2023年1月15日 A5判 368ページ あやしい。お迎えが妙に早すぎる。そっちがその気な打つ手は選ばん。――比類なきグラフィックノベル 「こんなところで生きたくはない」。娘たちにケアつきホームに入れられてしまったクミコは76歳の日系カナダ人、夫はとうに亡い。よかれと思って決めてくれたのだからと一度は従ってみたものの、ひそかに逃げだしてイースト・バンクーバーの街なかに小さな部屋を借りた。長女とはメールで連絡をとっているものの、住所は明かしていない。 部屋を自分好みにしつらえ、食べたくなったものを食べ、公営プールで泳ぐささやかな楽しみを満喫するクミコを狙い、ケアホームからあとをつけてきたのは「死の影」だった。 死神の子分として働く「影」がクミコを連れ去るべく押し入ってきたその日、気楽な日常は一変する。持ち前の頭脳、ユーモアのセンス、新しく得た味方たち、昔なじみとの絆――すべてを動員して生きるための闘いが始まったが、老いの身でいつまで運命に抗えるだろうか?
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『エルリック・サーガ2 白き狼/夢見る都』
¥3,630
SOLD OUT
原作:マイケル・ムアコック 脚色:ジュリアン・ブロンデル、ジャン・リュック・カノ 画:ロビン・レクト、ジュリアン・テロ 訳:井辻朱美 発行:KADOKAWA 発売日:2022年12月22日 B5変型判 144ページ 所有者に、人の生き血と魂を渇望させる魔剣「ストームブリンガー」に魅入られ、呪われたアルビノの王エルリックは、愛する王妃サイモリルを自らの手で殺害しないで済むようメルニボネの王座を捨て、王国を捨て、竜の島を出て、魔剣とともに一人放浪の旅に出た。 本書は、国の民に、王座に、愛しく思うものにエルリックが背を向けてから1年後――各地で殺戮をくり返して〈白き狼〉と恐れられるようになったエルリックの姿を追うところから始まる…… 「サイモリル、そなたは夢見たことがあるか? これまでのことが、すべて夢まどわしであったらよかったと。われらの生そのものが、宿命が完結をもくろむ長い芝居であったらばと。わたしのなしたことの多くが現実とは思えぬ……」 大人気ファンタジー小説『永遠の戦士エルリック』からの物語が、 美麗で壮大なるフルカラーコミックになってフランスから上陸! 第2巻である本書にて、メルニボネ編が堂々完結! 「これぞ(エルリックの物語の)過去最高のグラフィック化だ」(著者・ムアコック)。 エルリック・サーガ、そしてムアコックに多大なる影響を受けた作家ニール・ゲイマンによる序文、各種設定資料なども満載! エルリック・サーガの画集としても楽しめる、荘厳で美麗なオールカラーコミック! 「小説『ストームブリンガー』の最高のグラフィック作品は、新しい本作、ジュリアン・ブロンデルとそのチームの手になるものだ。原作の精神に忠実でありながらも、繊細なエピソードを書き加え、それは私が50年以上前に思いついていたら、きっと取り入れたようなものだった。もし現実に、映画のシナリオを自分が書くとしたら、これらの変更をぜひとも取り入れるつもりだ」(著者・マイケル・ムアコック)
大阪・谷町六丁目にある海外コミックスのブックカフェです。
海外のグラフィックノベルやバンド・デシネ(フランス語圏マンガ)の日本語訳版、情報誌やZINE、関連グッズなどを読んでいただけるほか、一部、販売しています。
美しい色彩、斬新なビジュアル・デザイン、多様な文化にもとづくストーリー……
日本のマンガとは一味違った海外コミックスの世界に触れてみませんか。