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『グラフィックノベル ベルリン1928-1933』

¥4,950 税込

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作:ジェイソン・リューツ
訳:鵜田良江
発行:パンローリング
発売:2023年4月15日
B5判、並製、592ページ
原書:Jason Lutes, "BERLIN", Drawn & Quarterly(カナダ)

20カ国語に翻訳されたグラフィックノベルのベストセラー。
完成に22年をかけた歴史大作。

街は静かに破滅へと向かう――。

人びとはいかにしてナチスに傾倒していったのか。

共和国は人びとになにをもたらしたのか?

リベラルな大都市からファシズムの拠点へ。

ジェイソン・リューツは、1920年代のドイツの大都市を、住民の目を通して複雑に描きだしている。彼らの人生は、優しさと残酷さ、愛と憎しみ、セックスと死の十字路で交差する。煙草のけむりが充満するサロン、崩れかけた歩道、にぎやかな駅、華やかなカバレットなど、街そのものが活気づいていた。 ワイマール共和国時代、ベルリンはヨーロッパの最先端であり、創造性、政治思想、性的自由が、忍び寄るファシズムの足音にもみ消される前に明るく輝いていた――このような時代背景を見事に表現した傑作。

示唆に富み、現在の社会問題を映しだすグラフィックノベル

1928年、マルテ・ミュラーは引き寄せられるように脈動する首都ベルリンへ向かった。芸術アカデミーに通いはじめたマルテは、それからの数年間、時代のあふれる豊かさと悲惨さを経験する。カバレットやサロンで米国のジャズが流れ、性の解放が進むいっぽうで、経済危機と過激な政治活動が路上をすでに埋めつくしていた。矛盾する世界が並存し、交錯する1930年代初頭の街で、マルテはみずからのアイデンティティをたしかめようとする。しかし、ドイツという国がそうであったように、未来への選択を迫られていき……。
ジェイソン・リューツは、崩壊が進むワイマール共和国を舞台に、マルテの運命とほかの人物たちの人生を結びつけ、この時代の複雑なスペクタクルをつくりあげていく。言論の力への信頼を失ったジャーナリスト、クルト・ゼフェリング、政治のうねりのために家族がバラバラになった労働者グートルン・ブラウン。はびこっていく反ユダヤ主義の標的にされたユダヤ人の少年ダーヴィト・シュヴァルツ……ベルリンの街角で彼らの運命が交錯する。

世界で50万部突破の大ヒット!

【受賞履歴】
アングレーム国際漫画祭公式セレクション(2020)
ミケラッツィ賞最優秀外国語シリーズ賞(2019)
ルドルフ・ダークス賞最優秀歴史ドラマ(2019)
EGLアワード ブック・オブ・ザ・イヤー(2019)

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