商品ラインナップ
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『男の皮の物語』
¥3,850
作:ユベール 画:ザンジム 訳:井田海帆 発行:サウザンブックス社 発売:2025年9月25日 B5変形判 縦245mm 横183mm 厚さ14mm 重さ 393g 168ページ 並製 原書:Hubert, Zanzim, "Peau d'Homme", Glénat(フランス) 「私はただ夫になる人を結婚する前に知り合いだけ」 箱入り娘「私」 vs. 許嫁「ゲイ」 フランス発の痛快ラブコメ漫画! ルネッサンス期イタリア。名家に生まれたビアンカは18歳を迎え、親同士の取り決めで、青年ジョヴァンニと婚約する。いくら世間知らずの箱入り娘とは言え、ビアンカは何も知らない相手と結婚することにどうも納得がいかない。不満をもらすビアンカに、伯母がそれならと、あるものを差し出す。 それこそ、先祖伝来の家宝、女を男にしてしまうという世にも珍しい「男の皮」だった。実際に身につけてみると、あら不思議、ビアンカはたちまち浅黒い肌の美男子に。 男の皮をかぶり、ロレンツォとなった彼女は、将来の結婚相手を吟味すべくジョヴァンニに近づく。ところが、ジョヴァンニはゲイで、あろうことか、その正体がビアンカだと知らずに、ロレンツォに恋をしてしまう。 こうして、ビアンカとロレンツォ、ジョヴァンニの間に奇妙な三角関係が始まる――。 世界のマンガをクラウドファンディングで翻訳出版するサウザンコミックス第9弾。 書肆喫茶mori店主が発起人となり資金調達を成立させた、自信をもっておすすめできるバンド・デシネ! 書肆喫茶mori店主が解説も担当しています。
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『ひこばえ』
¥5,400
予約商品
発案・監修:ジャン=ガスパール・パーレニーチェク、ヴァーツラフ・シュライフ 原作:ジャン=ガスパール・パーレニーチェク 後書き:パヴェル・コジーネク 発行:Kulturalis 発売:2024年9月27日 230 mm x 165 mm、264ページ 西ボヘミア大学でコミックを学ぶ学生が描く日本。 杉並区井荻の日常生活を描き、日本国際漫画賞入賞の『IOGI』の続編。 東は北海道から南は島根県まで、群馬県の山々から四国の海岸まで。チェコの学生の視点から日本各地の日常生活を描いた15編のアンソロジー。日本の伝統的な工芸、習慣、儀式(陶芸、漁業、茶道、伝統的な酒造り)とその継承を現代的に描く。 【収録作品】 イヴァン・リャブチェンユック『カフェGURI』(伊根町、京都府) アリン・ブラベッツ『黒澤さんの話』(神流町、群馬県) アデーラ・ザーレスカー『駅伝』(東京箱根東京) リュボヴ・シャマエヴァ『父の家』(大森、島根県) マチェイ・コラージ『茶湯』(八王子市、東京都) カテジナ・イルネロヴァー『塩野さんの話』(今治市、愛媛県) ドミニカ・リゾニョヴァー『さようなら』 トマーシ・クラウス『小野山さんの話』(須崎市、高知県) ヴァーツラフ・シュライフ、エリシュカ・リボヴィツカー『武士道』(杉並区、東京都) ヨハナ・クバロヴァー『お地蔵さま』 ヤン・スチェフレ『寺田本家』(神崎町、千葉県) マックス・フルスツカ『それで死んじゃった』(秋田県) ヨゼフ・パヴェルカ『寺田さんの話』(瀬戸市、愛知県) ヤロミール・ポハンカ、バルボラ・ヴォシュチンコヴァー『アヌン』(登別温泉、北海道) トゥイ・ティエン・トラノヴァー『中瀬幼稚園』(杉並区、東京都)
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『出口 中絶のための1200kmの旅』
¥2,750
作:B.キャロット 訳:川野夏実 発行:花伝社 発売:2025年8月25日 A5判 240ページ 原書: B Carrot, "Uitweg", Oogachtend(ベルギーのオランダ語) 〈自分の体を自分で決められない〉国から抜け出すため、姉妹は車を走らせた。 鳥飼茜(漫画家:『先生の白い嘘』『バッドベイビーは泣かない』)推薦‼ 「欲しいのは、女が自由に生きることを悪なんて言わせない世界」 綿密な調査と取材で制作期間に4年を費やし、 リプロダクティブ・ライツの現実を描いたグラフィック・ノベル、待望の翻訳。 【あらすじ】 ポーランドで小学校教諭をしているマグダは、望まぬ妊娠をしてしまう。しかし中絶が厳しく制限されているこの国では、誰かに相談することすら難しく、彼女は孤独の中で中絶方法を探し始める。 ネット掲示板を頼りに支援団体と連絡を取り始めるが、中絶薬はなかなか届かない。タイムリミットが迫るなか、ついにオランダの支援団体に頼ることを決意したマグダは、唯一の理解者である姉・オリビアと共に、1200kmの旅に出るのだった――。
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【英語版】『A Frog in the Fall』
¥5,300
SOLD OUT
作:リネア・スターテ 発行:Peow studio(スウェーデン) 240 x 140 mm、304ページ、クラフトハードカバー、コデックス装、スリップケース入り この春に孵化したばかりの小さなカエルは2匹のヒキガエルに出会う。2匹は最近枯れてしまった春菊の亡霊を捕まえていた。亡霊は南を恋しがり、2匹のヒキガエルは南に向かって旅をしている。小さなカエルはその旅に同行する。旅の途中でカエルは、ネズミ、猫、犬、木、柿などさまざまな生き物に出会う。 アングレーム国際漫画祭2023で新人賞を受賞した、スウェーデンの気鋭のアーティスト、リネア・スターテさんの作品。
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『くじら図書館』
¥2,310
SOLD OUT
作:ジドルー 画:ユディット・ファニステンダール 訳:川野夏実 発行:小さい書房 発売:2025年5月20日 A5変形判 重さ 305g 80ページ 上製 原書:Zidrou, Judith VANISTENDAEL, ”La Baleine bibliothèque”, Lombard(ベルギー) ※もともとはフランス語のマンガですが、オランダ語から翻訳されています。 翻訳者・川野夏実さんの解説 https://note.com/natsumi_kawano/n/nf626049a224f これは大人に贈る美しい童話。 生と、死と、永遠―― あらがえない波に揉まれても その先の未来を信じてみたくなる。 オランダ語圏のコミックWilly Vandersteen賞受賞作品。 世界8か国で翻訳され、待望の日本語版がついに発売!
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『今日が人生最後の日』
¥4,950
作:ウリ・ルスト 訳:鵜田良江 発行:シュークリーム 発売:2025年4月18日 B5変型判 縦230mm 横170mm 厚さ32mm 重さ 925g 464ページ 原書:Ulli Lust, ”Heute ist der letzte Tag vom Rest deines Lebens”, avant-verlag(ドイツ) 1984年を舞台にした本作は、著者のウリ・ルストが 17歳の時に体験した実話の記録。 学校を中退し、ウィーンのパンクキッズと遊んでいたウリは、趣味がセックスというワイルドなエディと意気投合。 2人はお金も、パスポートも持たず、寝袋1つ抱えて国境を目指しヒッチハイクを繰り返す――ウィーンからアルプスを越え、ヴェローナ、ローマ、ナポリ、さらにシチリアまで旅する2か月間のオデッセイ。 セックス、ロックンロール、新たな友情に胸を躍らせる瞬間もあれば 物乞い生活を余儀なくされる中で、性暴力や裏切り、ドラッグ、留置所収監といった現実に直面することも。 17歳の少女たちが求めた『自由』とは―― この最も過酷な旅の中で出会った人々の繊細でユーモラスな描写を通じて描かれる、自らの尊厳を守るために戦った17歳の旅物語。
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『サバキスタン 4 革命前夜』
¥2,310
作:ビタリー・テルレツキー 画:カティア 訳:鈴木佑也 発行:トゥーヴァージンズ 発売:2025年4月9日 A5変型判 縦205mm 横150mm 厚さ12mm 重さ 250g 128ページ 「『サバキスタン』は、群衆が陥りがちな独裁的で狂信妄信的な社会の顛末、というシビアな題材を、ボップで可愛い絵柄と「犬の擬人化」という手法を使って、絶妙なバランスを成立させた作品です。』(漫画家・ちばてつや) ちばてつや氏が認めたロシアの”反独裁”サーガ、待望の続編! 王と貴族に支配された時代。高貴な家柄の一族であるライコフスキー家は首都の混乱を逃れ、郊外の邸宅に集まった。そこへ届いた”革命勃発”の一報……。宗教信仰がまだ大きな力を持っていた、革命前の封建的社会を描く。 迷える大国・ロシアから届いた、自由の意義を問いかけるアンチ独裁グラフィック・ノベル第4幕! 【既刊】 1巻 https://bookcafemori.thebase.in/items/79173733 2巻 仔犬たち https://bookcafemori.thebase.in/items/78254865 3巻 裁判 https://bookcafemori.thebase.in/items/79010884 4巻 革命前夜 https://bookcafemori.thebase.in/items/104964834
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『ハチクマが還るところ』
¥2,750
作:エメー・デ・ヨング 訳:川野夏実 発行:サウザンブックス社 発売:2025年4月18日 B5変形判 縦260mm 横193mm 厚さ18mm 重さ 539g 172ページ 原書: Aimee de Jongh, "De Terugkeer van de Wespendief”, Scratch Books, 2014(オランダ) 「救えていたら何かが変わったのだろうか?」 あの日の記憶から生き延びるために。 父の形見である小さな書店を妻のラウラと二人三脚で切り盛りしてきたシモンだが、時代の波には逆らえず、店をたたむ決意をする。ラウラは大手のチェーン店に身売りをしてはどうかと提案するが、家族の名前を売ってしまうようで、シモンは気乗りがしない。店の閉店準備をしていたある日、シモンは森の中にある倉庫から車で本を運び出す途中、中年女性の自殺現場に遭遇する。その衝撃的な出来事が、長らくシモンが封印していた記憶の扉を開くことになる――。 母国オランダはもちろん、欧米のさまざまな国で絶賛される女性作家エメー・デ・ヨングの本邦初訳。彼女の評価を決定づけたグラフィックノベル第1 作。人間の弱さに対する透徹した眼差しと慈しみが交錯する静かな傑作。 オランダのテレビ局でドラマ化されるなど反響の大きかった作品。出版翌年の2015年にベルギーの歴史あるマンガ賞サン=ミシェル賞(Prix Saint-Michel)で、最優秀オランダ語圏作品賞を受賞している。
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『私はアセクシュアル 自分らしさを見つけるまでの物語』
¥2,200
著:レベッカ・バージェス 訳:上田勢子 解説:中村香住 発行:明石書店 発売:2024年12月27日 A5判 192ページ 並製 原書: Rebecca Burgess, "How to Be Ace: A Memoir of Growing Up Asexual", Jessica Kingsley Publishers, 2020(イギリス) 明るく親しみやすいイラストによる著者の自伝的グラフィックノベル。コミックが大好きでセックスには興味のないレベッカが、いじめや強迫神経症に苦しみながらも、セックスに執着する文化を乗り越えて、自分のアセクシュアルというアイデンティティを理解し受け入れていく様子を描く。
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『マンガでわかるカルロ・ロヴェッリの物理学』
¥2,640
文:ルーカ・ポッツィ 絵:エリーザ・マチェッラーリ 訳:花本知子 日本語版 監修:松原隆彦 発行:山と渓谷社 発売:2024年12月17日 B5変型判 168ページ 原書: Luca Pozzi, Elisa Macellari, "Loops", Bao Publishing, 2023(イタリア) マンガで読める、カルロ・ロヴェッリの超入門書 『時間は存在しない』『世界は「関係」でできている』『すごい物理学入門』等、世界的なベストセラーを出している理論物理学者、カルロ・ロヴェッリ。 相対性理論と量子論を統合する試みの一つ「ループ量子重力理論」の世界的な権威でもある。 そのロヴェッリの物理学、世界観をマンガでわかりやすく説く、超入門書。 東南アジア、ラオスのジャングルを舞台に、ビジュアルアーティスト、ルーカ・ポッツィとカルロ・ロヴェッリの対話をもとに、エリーザ・マチェッラーリが豪華なイラストで描く。 科学や物理学を理解するのは難しいと思っている人も、この本を読めば、物理学の扉が開き、自分を取り囲む世界が違って見えるようになるだろう。 愛、物理学、アート、イラストレーションが一緒になった世界を楽しむこともできる。 2024年、ボローニャ・ラガッツィ賞のマンガ部門優秀賞(13歳以上向けのカテゴリー)を受賞。 すでに7カ国で翻訳、出版されている。
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『消えゆく動物たちが教えてくれたこと』
¥2,420
作:ユーゴ・クレマン 構成:ヴィンセント・ラヴァレック 絵:ドミニク・メルモー 訳:冨山真鶴 発行:花伝社 発売:2024年12月20日 A5判 168ページ 原書: Hugo Clément, "Le théorème du Vaquita", Fayard(フランス) 深刻化する環境問題と私たちの運命 ある日、ドラマの撮影に使われた1頭のイルカが自殺した。 この事実に衝撃を受けた環境問題ジャーナリストは、世界中で取材を重ね、動物の命が無意味に消されていく現実に直面する。 いたずらにクジラを殺す伝統儀式、漁獲の40%を廃棄する漁業、環境活動家の暗殺、世界中で毎秒250㎏海に流れ込むプラスチックごみ…… この状況を変えるために、今、私たち一人ひとりがすべきことは何か? ヨーロッパに衝撃と希望をもたらした環境問題バンドデシネ、待望の邦訳!
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『ヴィアッジョ イタリア 車いすで歴史的な街や大自然へ』
¥2,530
著:ダニーロ・ラゴーナ、ルカ・パイアールディ 絵:マルチェロ・レスタルディ 訳:荒木美弥子、アレッサンドロ・マヴィリオ 発行:サウザンブックス 発売:2025年2月20日 A5版 114ページ 原書: Danilo Ragona, Luca Paiardi, Marcello Restaldi, "Viaggio Italia around the world", BeccoGiallo(イタリア) イタリア・トリノの脊髄損傷科の廊下で出会った ルカとダニーロ。車椅子で生活する二人にとって、それは新しい人生の扉を開く運命的な出来事だった。 意気投合した彼らが決意したのは自分たちの限界を試すための世界一周旅行プロジェクト。その成功を目指して突き進む二人のポジティブな生き様をドキュメントしたのが本書『ヴィアッジョ イタリア』だ。 イタリア各地を訪れ、カヤックからハンググライダー、セーリングからハンドバイクまで、あらゆるスポーツに挑んでいく、ルカとダニーロ。 ゆく先々で新しい出会いを重ねながら 二人が胸に刻んだ風景とはー。そして彼らの持つもう一つのミッションとは?
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『スイート・パプリカ』3巻セット
¥2,475
作:ミルカ・アンドルフォ 訳:飯野眞由美 発行:KADOKAWA 発売:2024年11月8日 B6判 104ページ(1巻)、104ページ(2巻)、104ページ(3巻) 原書: Mirka Andolfo, "Sweet Paprika", Star Comics(イタリア) Paprika(パプリカ)は大出版社のチーフクリエイティブオフィサー。 ベストセラー小説を発掘し出世を果たした彼女は輝かしいキャリアを歩んでいた。 一方で彼女のプライベートは絶望的な状況だったが、小さな情熱を燃え上がらせたのは小説の映画化交渉を担当するエージェント・Za'atar(ザータル)との出会いだった。 完璧な女はベッドの上でも醜態を晒すわけにはいかない。 良心の呵責も悔恨もなく使い捨てができる練習相手を、至急、見つける必要がある。 彼女が選んだのは、会社に毎日宅配便を届ける軽薄な嫌われ者・Dill(ディル)。 ふたりの男との感情の渦の中で、Paprikaはあらゆる物事を再考し、自分自身の優先事項と自信を再構築していく…。
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『ANGEL WINGS エンジェル・ウィングス』
¥3,520
原作:ヤン 作画:ロマン・ユゴー 訳:鵜野孝紀 発行:大日本絵画 発売:2024年11月3日 A4判 152ページ 原書:YANN, Romain HUGAULT, "ANGEL WINGS", Editions Paquet(スイス) 『ル・グラン・デューク』の作者による、航空戦記バンド・デシネの最新作!! 過去にイカロス出版より発売された『エンジェル・ウィングス』待望の続刊で、航空戦記バンド・デシネ作家として世界的にも有名なロマン・ユゴー氏が、P-69ブラックウィドウやPBY カタリナ、紫電改や二式水戦などなど、太平洋戦線で戦った機体達を迫力のタッチで描きます。ストーリーだけでなく、航空機絵画として見ても非常に高いクオリティをもつ、氏の画力の高さを窺い知ることができます。また、劇中で登場するユゴー氏が得意としている妖艶で艶やかな美女たちも必見の内容! 巻末では航空機劇画の巨匠、滝沢聖峰氏があとがきとしてイラストを寄せています。
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『未来のアラブ人 4 中東の子ども時代(1987―1992)』
¥3,080
作:リアド・サトゥフ 訳:鵜野孝紀 発行:花伝社 発売:2024年9月10日 A5判 288ページ 原書:Riad Sattouf, "L'Arabe du futur 4", Allary(フランス) シリアの小学校でいじめに耐え、今度はフランスの中学校に通うことになった少年は、またしてもいじめの標的となり…… 「僕はこれから何人として生きていけばいいのだろうか?」 シリーズ累計売上300万部突破! 23ヶ国語で刊行された世界的ベストセラー 急展開!! 圧巻の第4巻 【既刊】 1巻 https://bookcafemori.thebase.in/items/54427070 2巻 https://bookcafemori.thebase.in/items/54427136 3巻 https://bookcafemori.thebase.in/items/54427260 4巻 https://bookcafemori.thebase.in/items/91743366
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『世界 お金の大図鑑 謎と秘密』
¥3,190
作:ヴィタリ・コンスタンティノフ 監修:青柳正規 訳:若松宣子 発行:西村書店 発売:2024年9月6日 A4変型判 80ページ 原書:Vitali Konstantinov, "Alles Geld der Welt: Vom Muschelgeld zur Kryptowährung", Gerstenberg Verlag(ドイツ) ユーロ、ドル、円、ポンド……人類の幸福と進歩だけでなく、不平等、貧困、危機、戦争も引き起こしてきたお金。お金ってそもそも何でしょう? 物々交換や貝殻のお金をへて、金属の硬貨や紙幣が発明され、いまでは仮想通貨やデジタル資産が誕生しています。過去の歴史をひもとけば、数々の戦争や投機バブルがあり、自由貨幣や民間通貨が登場するなど、さまざまなことが繰り返されていることがわかります。 世界を支配するのは本当にお金なのでしょうか? そのルールは誰が決める? なぜお金は不平等に分配されるのでしょう? お金の歴史や文化から社会の諸問題まで、驚きのお金の世界を大胆に描くビジュアルブック。大好評の『世界 文字の大図鑑』に続く第二弾! 【既刊】 『世界 文字の大図鑑 謎と秘密』 https://bookcafemori.thebase.in/items/80992622 『世界 お金の大図鑑 謎と秘密』 https://bookcafemori.thebase.in/items/91328385
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『トンネル』
¥3,520
作:ルトゥ・モダン 訳:バヴア 発行:サウザンブックス 発売:2024年7月29日 B5変形判 縦228mm 横168mm 厚さ20mm 重さ 513g 280ページ 並製 原書:רותו מודן (Rutu Modan), "מנהרות (Tunnels)", כתר(イスラエル) イスラエルとパレスチナの地下トンネルで鉢合わせた2つの民族 失われた契約の箱を求めて 主人公ニリは、幼い頃、考古学者の父親を手伝い、幻の「契約の箱」探しに従事したが、民衆蜂起(インティファーダ)が勃発し、世紀の発見をする機会を逃してしまった。 それから長い年月が経ったある日、ひょんなことから、かつて父が所有していた「契約の箱」のありかを示す石板が、父のライバルである大学教授のラフィに売りに出されることが判明する。ニリはラフィより先に「契約の箱」を見つけ、父が実現できなかった「契約の箱」発掘をなしとげようと決意するが――。 長い受難の歴史の上に成り立ち、今なお紛争の舞台となっているイスラエル・パレスチナの地下に輻輳するいくつものトンネルをめぐる冒険譚。両民族の対立の奥底に存在するつながりを示唆するイスラエルを代表する漫画作家ルトゥ・モダンのグラフィックノベル本邦初邦訳。
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『漫画サピエンス全史 歴史の覇者編』
¥2,750
作:ユヴァル・ノア・ハラリ、ダヴィッド・ヴァンデルムーレン、ダニエル・カザナヴ 訳:梶山 あゆみ 発行:河出書房新社 発売:2024年7月12日 A4変型判 縦275mm 横206mm 厚さ25mm 重さ 918g 280ページ 原書:Yuval Noah Harari, Daniel Casanave, Claire Champion, David Vandermeulen, "Sapiens - Les Maîtres de l'Histoire", Albin Michel(フランス) 【世界的ベストセラーの公式漫画化・第3弾!】 『サピエンス全史』を読んだ人も、まだ読んでいない人も! 1冊だけでもよくわかる! どの巻からでもおもしろい! ~人間(サピエンス)の歴史は3つのキーワードで説明できる~ 私たちの歴史の流れをざっくりまとめると? 世界史の基本を知りたい方におすすめの巻! 歴史とは偶然の積み重ねなのか? 自然界の鉄則で説明できるのか? 一定のサイクルが存在するのか?―― ホモ・サピエンスが各地で築きあげた文明は、幾度もの衝突や分裂を経験しながらも、たった1つのグローバルな世界へと統合されていった。その大いなる流れを支配するものとは、はたして何か? 古代から現在にいたるまで、人類史を突き動かしてきた3つの力の正体が今、明らかになる。 世界的ベストセラー『サピエンス全史』の公式漫画化プロジェクト、白熱の新章突入。新キャラクターが次々と登場し、壮大なストーリーは急展開へ! 【既刊】 『漫画サピエンス全史 人類の誕生編』 https://bookcafemori.thebase.in/items/52980302 『漫画サピエンス全史 文明の正体編』 https://bookcafemori.thebase.in/items/55341841 『漫画サピエンス全史 歴史の覇者編』 https://bookcafemori.thebase.in/items/88618973
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『第三帝国のバンカー ヤルマル・シャハト ――ヒトラーに政権を握らせた金融の魔術師』
¥4,400
SOLD OUT
作:ピエール・ボワスリー、フィリップ・ギヨーム 画:シリル・テルノン 訳:鵜田良江 発行:パンローリング 発売:2023年12月31日 A4判、並製、126ページ 原書:Pierre Boisserie, Philippe Guillaume, Cyrille Ternon, "Le Banquier du Reich", Glénat(フランス) 知られざる孤高のテクノクラート 経済から読み解くナチス政権の成り立ち 1945年2月、オーバーバイエルンのフロッセンビュルク強制収容所の門を1台のバスが通過した。そこには68歳のヤルマル・シャハトが乗っていた。シャハトはヒトラー内閣の元経済大臣で、ナチス政権の経済政策を主導した人物だった。ライヒスバンクの終身総裁であり、ドイツを何度も破産から救ったこの男が、なぜ死の淵に立たされたのか? 彼は単なる金融のエキスパートだったのか、それとも冷徹で日和見的で不謹慎な怪物だったのか? 本書は全2巻からなるバンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)を1冊にまとめたもの。ヤルマル・シャハトの後半生――第一次世界大戦中からの大胆な金融政策、ナチズムへの協力と反逆、強制収容所の過酷な日々、連合国によるニュルンベルク裁判、冷戦下での新興国の経済復興――を描いている。聡明であると同時につかみどころがなく謎めいた人物であり、ナチスに加担した過去を持ちつつも、史上最高の経済学者の一人として君臨しつづけるシャハトの数奇な運命を追う。
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『少女が見た1945年のベルリン ――ナチス政権崩壊から敗戦、そして復興へ 』
¥3,080
SOLD OUT
原作:クラウス・コルドン 脚本・構成:ゲルリンデ・アルトホフ 作画・構成:クリストフ・ホイヤー 訳:鵜田良江 発行:パンローリング 発売:2022年3月14日 A5判、248ページ 原書:Klaus Kordon, Gerlinde Althoff, Christoph Heuer, "Der erste Frühling", Carlsen Verlag GmbH(ドイツ) 戦争の悲惨さを伝えるドイツ発のグラフィックノベル 市民が空爆にさらされるウクライナ。77年前のベルリンでも同じ光景があった。 本書は、クラウス・コルドンの長編小説『ベルリン1945 はじめての春』(岩波書店)を原作としたグラフィックノベル。第二次世界大戦の末期を生きる少女の物語である。廃墟と化したベルリンで、恐怖と絶望を強いられながら平和を待ち望む人びとが市街戦を生きのびたようすを描いている。 クラウス・コルドンの「ベルリン3部作」は、それぞれ1918年、1932-33年、1945年という、ドイツ近代史における3つの重要な転換点に直面したある家族の暮らしが描かれている。この作品で特筆すべきは、物語で採用されている視点で、子どもや若者の目から歴史的な出来事を語り、主人公ゲプハルト家の生活を焦点を当ててストーリーを展開させているところだ。本書ではこの3部作のなかから、わたしたちの時代にもっとも近い3作目を原作として取り上げている。幼いころや10代のころに終戦を経験した多くの人たちは、すでに孫がいる年齢となり、悲惨な戦争の記憶を新しい世代に伝えようとしている。 作画のクリストフ・ホイヤーは、絵の細部にまでこだわり、綿密な調査にもとづいて、当時のベルリンを忠実に再現した。街は瓦礫に埋もれていたが、エネのような子どもたちは、破壊された国の希望だったのだ。 本書では、ベルリンで暮らす人びとの惨状だけでなく、出征していた家族や隣人、脱走兵、ナチスの少年兵、強制収容所の生還者、地下活動家、ソ連兵といった登場人物が、独ソ戦、ヒトラー政権、親衛隊(SS)の横行、強制収容所での過酷な生活をそれぞれ語る。当時のドイツを取り巻いていた歴史的背景が把握できる。 市民が空爆にさらされている、現在のウクライナと同じようなことが77年前のベルリンでも起きていた。 [あらすじ] 1945年春のベルリン。連合国軍が最後の空爆をおこない、地上ではソビエト連邦の赤軍が迫っていた。この街で暮らすエネは12歳。生まれてまもないころ、ナチスの共産党弾圧で両親が逮捕されたため、育ててくれた祖父母のもとで終戦やソ連軍の進駐を経験する。戦争のないはじめての春が訪れたある日のこと、ひとりの男が家の前にあらわれた。それはブーヘンヴァルト強制収容所から生還した、エネのお父さんだった。
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『グラフィック版 ソフィーの世界(下)哲学者からの不思議な手紙』
¥2,640
原作:ヨースタイン・ゴルデル 作:ヴァンサン・ザビュス 画:ニコビー 監修:須田 朗 訳:山本知子 発行:NHK出版 発売:2024年5月21日 B5判 264ページ 原書: Jostein Gaarder, Vincent Zabus, Nicoby, Philippe Ory "Le Monde de Sophie - La Philo de Socrate à Galilée", Albin Michel, 2022(フランス) 世界でいちばんやさしい哲学をコミックで読む! ある日、少女ソフィーのもとに届いた差出人不明の1通の手紙。そこにはたったひとこと「あなたはだれ?」とだけ書かれていた。それは「哲学」への招待状だった。世界的ベストセラーの哲学ファンタジーがフランスの人気作家によるコミック、バンドデシネになってオールカラーで登場! 【既刊】 『グラフィック版 ソフィーの世界(上)』 https://bookcafemori.thebase.in/items/86952297 『グラフィック版 ソフィーの世界(下)』 https://bookcafemori.thebase.in/items/86952453
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『グラフィック版 ソフィーの世界(上)哲学者からの不思議な手紙』
¥2,640
原作:ヨースタイン・ゴルデル 作:ヴァンサン・ザビュス 画:ニコビー 監修:須田 朗 訳:山本知子 発行:NHK出版 発売:2024年5月21日 B5判 264ページ 原書: Jostein Gaarder, Vincent Zabus, Nicoby, Philippe Ory "Le Monde de Sophie - La Philo de Socrate à Galilée", Albin Michel, 2022(フランス) 世界でいちばんやさしい哲学をコミックで読む! ある日、少女ソフィーのもとに届いた差出人不明の1通の手紙。そこにはたったひとこと「あなたはだれ?」とだけ書かれていた。それは「哲学」への招待状だった。世界的ベストセラーの哲学ファンタジーがフランスの人気作家によるコミック、バンドデシネになってオールカラーで登場! 【既刊】 『グラフィック版 ソフィーの世界(上)』 https://bookcafemori.thebase.in/items/86952297 『グラフィック版 ソフィーの世界(下)』 https://bookcafemori.thebase.in/items/86952453
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『マンガで読む 資本とイデオロギー』
¥3,520
作:クレール・アレ 画:バンジャマン・アダム 企画/原案:トマ・ピケティ 訳:広野和美 発行:みすず書房 発売:2024年5月16日 B5変型判 重さ 435g 176ページ 原書: Claire Alet, Benjamin Adam, "Capital et Idéologie en bande dessinée", Editions Seuil, 2022(フランス) 「今日までのあらゆる社会の歴史は、さまざまなイデオロギーと正義を追求する、闘争の歴史である」 ――トマ・ピケティ 不平等の原因はなんなのだろう? なぜ不平等はなくならないのだろう? ある貴族の家系を、フランス革命、帝国主義、ふたつの世界大戦、戦後の高度成長期、そして1980年代の保守革命から、格差が拡大する現代までたどり、その8世代の人々が直面した富と社会の変貌から、こうした格差の謎にせまる。 不平等の歴史的変化を理論的に分析してきた世界的権威の仕事を、わかりやすく理解できる入門書。
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『北極で、なにがおきてるの? 気候変動をめぐるタラ号の科学探検』
¥1,650
作:ルーシー・ルモワン 画:シルバン・ドランジュ 訳:パトゥイエ 由美子、小澤 友紀 発行:花伝社 発売:2024年4月22日 A5変型判 60ページ 原書:Lucie Le Moine, Sylvain DORANGE, "Le réchauffement climatique - Mission Tara en Arctique”, Editions Milan(フランス) 「この暑さは北極では普通なの?」 「すべてが終わったわけじゃないよ 大人たちにも行動を起こしてもらおう!」 「私たちは世界を終わらせるつもりはないよ!」 「何もしなければ数十年以内には夏に海氷がほとんどなくなってしまう」 北極圏における地球温暖化の影響を調査したタラ号北極プロジェクトでの実際の探査を元に描かれた、気候変動の最前線がわかるバンド・デシネ。 地球をこれ以上破壊させてたまるもんか!――私たちに今、できることは?
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美しい色彩、斬新なビジュアル・デザイン、多様な文化にもとづくストーリー……
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