商品ラインナップ
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『フロイトとソーカモ その悩み、猫が答えます』
¥1,760
作:徐慢慢心理話 訳:吳佩慈 発行:扶桑社 発売:2024年12月3日 四六判 240ページ 原書: (中国) 中国で11万部のベストセラーとなった心理マンガ上陸! 猫の“フロイト”が不安のメカニズムを解明し、あなたの心をラクにする 「うまくいかなくてしんどい」「人からどう思われているのか気になる」「ネガティブな気持ちを止められない」…そんな日常のモヤモヤに効くゆるかわマンガ! 猫とカモの子のおしゃべりにクスっとするうちに、大切なことに気づかされます。 ・嫌われたときこそ自分の味方をして ・どんな失敗をしても、あなたの価値は揺るがない ・親しき仲にも「境界線」あり ・他人の不機嫌の責任を取る必要はない ・問題自体ではなく、気持ちがあなたを押しつぶす ・がっかりしないコツは人を変えようとしないこと 中国の人気カウンセラー・武志紅が運営するサイトにて、大好評の漫画シリーズを本邦初翻訳! 取り入れられている心理学の内容は、どのエピソードも普遍的なものばかり。 人生を楽しむためのシンプルで大切な考え方を、ラクに楽しく、知らず知らずのうちに吸収することができます。 「この本が、温かなひとときをもたらすことを願います」(監修者まえがきより) 【STORY】 心理学を嗜み、物事への見方が鋭いオス猫の“フロイト”が、ひょんなことからカモの卵を孵化させた。殻を破り出たヒナの「ソーカモ」が初めて見たのは、「イクメン」フロイト。この刷り込みから、フロイトはソーカモの「ママ」となってしまった!フロイトはウィットに富んだいいお母さんで、息子の前に壁が立ちはだかるたびに、根気よく、やさしく解決へと導く――。
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『スイート・パプリカ』3巻セット
¥2,475
作:ミルカ・アンドルフォ 訳:飯野眞由美 発行:KADOKAWA 発売:2024年11月8日 B6判 104ページ(1巻)、104ページ(2巻)、104ページ(3巻) 原書: Mirka Andolfo, "Sweet Paprika", Star Comics(イタリア) Paprika(パプリカ)は大出版社のチーフクリエイティブオフィサー。 ベストセラー小説を発掘し出世を果たした彼女は輝かしいキャリアを歩んでいた。 一方で彼女のプライベートは絶望的な状況だったが、小さな情熱を燃え上がらせたのは小説の映画化交渉を担当するエージェント・Za'atar(ザータル)との出会いだった。 完璧な女はベッドの上でも醜態を晒すわけにはいかない。 良心の呵責も悔恨もなく使い捨てができる練習相手を、至急、見つける必要がある。 彼女が選んだのは、会社に毎日宅配便を届ける軽薄な嫌われ者・Dill(ディル)。 ふたりの男との感情の渦の中で、Paprikaはあらゆる物事を再考し、自分自身の優先事項と自信を再構築していく…。
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『マムアンとララちゃん』
¥1,980
作:ウィスット・ポンニミット 発行:宝島社 発売:2024年11月 B5判 重さ 500g 176ページ 雑誌『リンネル』で2015年10月号から2023年4月号まで連載されていた人気漫画「マムアンとララちゃん」を書籍化! 全80回分の漫画に加え、新たなお話や、遊び心が詰まった描きおろしイラスト、著者のタムくんからのメッセージも収録。 ちょっと疲れた心を癒やしてくれる、ホッとする一冊です。
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『サンドマン4 霧の季節』
¥3,278
作:ニール・ゲイマン 作画:ケリー・ジョーンズ他 カバーアート:デイヴ・マッキーン 訳:柳下毅一郎 発行:インターブックス 発売:2024年11月22日 B5判変(258㎜×167㎜)並製 オールカラー、本文220頁 原題:The Sandman Vol.4: Season of Mists サンドマンシリーズの第4巻。ドリームはかつての恋人ナダを救うため地獄へ向かうが、ルシファーはドリームを困らせるために、地獄の鍵をドリームに託して地獄を明け渡す。地獄の所有権を巡って大混乱が生じ、ドリームは収拾に追われる。ドラマ化されたデッドボーイ探偵社の元となったエピソードも収録。
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『ふたごの魔法使い 大冒険の始まり』
¥1,430
作:ミリアム・ボナストレ・トゥール 訳:中井はるの 発行:Gakken 発売:2024年10月31日 A5変型判 縦210mm 横150mm 厚さ19mm 重さ 422g 192ページ 原書: Míriam Bonastre Tur, "HOOKY, Clarion Books(アメリカ) ふたごの魔法使い、エレナとエドは、魔法学校行きのバスに乗りおくれてしまう。 そのまま家にも帰れず伯母の屋しきへ行った二人は、ひょんなことから裏切り者として追われる身に! やがて新しい仲間と出会う中、魔法使いと人間の、大人たちの対立を知る――。 12か国語で翻訳! 世界で大人気の、友情と冒険心にあふれたグラフィックノベルシリーズ第1巻。 2021 ALA(米国図書館協会)Best Graphic Novels for Children選定。(原作名:『HOOKY』)
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『ANGEL WINGS エンジェル・ウィングス』
¥3,520
原作:ヤン 作画:ロマン・ユゴー 訳:鵜野孝紀 発行:大日本絵画 発売:2024年11月3日 A4判 152ページ 原書:YANN, Romain HUGAULT, "ANGEL WINGS", Editions Paquet(スイス) 『ル・グラン・デューク』の作者による、航空戦記バンド・デシネの最新作!! 過去にイカロス出版より発売された『エンジェル・ウィングス』待望の続刊で、航空戦記バンド・デシネ作家として世界的にも有名なロマン・ユゴー氏が、P-69ブラックウィドウやPBY カタリナ、紫電改や二式水戦などなど、太平洋戦線で戦った機体達を迫力のタッチで描きます。ストーリーだけでなく、航空機絵画として見ても非常に高いクオリティをもつ、氏の画力の高さを窺い知ることができます。また、劇中で登場するユゴー氏が得意としている妖艶で艶やかな美女たちも必見の内容! 巻末では航空機劇画の巨匠、滝沢聖峰氏があとがきとしてイラストを寄せています。
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『DUCKS ダックス 仕事って何? お金? やりがい?』
¥3,080
作:ケイト・ビートン 訳:椎名ゆかり 発行:インターブックス 発売:2024年10月24日 A5判、448頁、並製 原書:Kate Beaton, "Ducks: Two Years in the Oil Sands", Drawn and Quarterly(カナダ) オバマ元米大統領2022年お気に入りの本! コミックス界のアカデミー賞「アイズナー賞」2023年2部門受賞! 21歳のわたしが学生ローン返済のために働いた2年間をつづる自伝的グラフィックノベル、待望の邦訳刊行! 北米のマンガ業界から21世紀で最も成功した女性マンガ家のひとりといわれるケイト・ビートン。カナダ生まれの彼女が、学生ローン返済のためにオイルサンド採掘の現場で働いた2年間の体験をつづる自伝的作品。男性社会における女性の生き方、理想の仕事を得ることの困難さと過酷な作業場での善と悪、環境破壊などの問題が、淡々とかつユーモアを交えて描かれる。『DUCKS』というタイトルは、汚染された貯水池に飛来して死んだ大量のカモにちなんで名づけられた。まるで、生活のために厳しい環境で傷つきながらも働く主人公と仲間たちを重ね合わせているかのように。
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『ガザ 欄外の声を求めて FOOTNOTES IN GAZA』
¥2,530
作:ジョー・サッコ 訳:早尾貴紀 発行:Type Slowly 発売:2024年10月3日 B5変形判 縦242mm 横182mm 厚さ27mm 432ページ 並製 原書:Joe Sacco, "Footnotes in Gaza", Metropolitan Books(アメリカ) コミックのアカデミー賞「アイズナー賞」受賞作品 世界屈指の風刺漫画家による芸術的ジャーナリズム 「人間」を問う、小さき声。 1956年、ハーンユーニスで275人、ラファハで111人のパレスチナ人がイスラエル兵に射殺された。無数の公文書の奥に埋もれた凄惨な大虐殺事件に着目したコミック・ジャーナリストが、徹底的な独自調査により、ガザ地区の過去と現在、悲劇の本質を浮かび上がらせる。 [FOOTNOTE=挿話・脚註] 漫画で学ぶパレスチナ/イスラエル問題
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『Roaming ローミング』Volume2
¥1,980
作:マリコ・タマキ 画:ジリアン・タマキ 訳:金原瑞人 発行:トゥーヴァージンズ 発売:2024年9月11日 A5変型判 縦191mm 横148mm 192ページ 原書:Mariko Tamaki, Jilian Tamaki, "Roaming", Drawn & Quarterly(カナダ) 2024年アイズナー賞の3冠を達成! コールデコット賞オナーやアイズナー賞等を受賞したグラフィックノベル『THIS ONE SUMMER』のマリコ タマキ(作)&ジリアン タマキ(絵)が再びタッグを組み、制作された作品。3人による5日間のニューヨークの旅を描き、Volume2ではDay4~5の物語を収録する。 ニューヨークの旅も、気がつけば残り2日間。惹かれ合う相手と心が通じたときのトキメキ。かつての関係が変わりゆく中で覚える、戸惑いと寂しさ。時間を共にしながらも3人の気持ちはすれ違い、さまよい歩く。たしかなのは、この旅が終われば、またそれぞれ在るべき場所に戻るということだけ――。大人になる過程で誰もが経験する、ほろ苦くて懐かしい旅の思い出。
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『Roaming ローミング』Volume1
¥2,420
作:マリコ・タマキ 画:ジリアン・タマキ 訳:金原瑞人 発行:トゥーヴァージンズ 発売:2024年9月11日 A5変型判 縦205mm 横148mm 272ページ 原書:Mariko Tamaki, Jilian Tamaki, "Roaming", Drawn & Quarterly(カナダ) 2024年アイズナー賞、3冠を達成! コールデコット賞オナーやアイズナー賞等を受賞したグラフィックノベル『THIS ONE SUMMER』のマリコ タマキ(作)&ジリアン タマキ(絵)が再びタッグを組み、制作された作品。3人の大学生が過ごした5日間のニューヨークの旅を描き、Volume1ではDay1~3の物語を収録する。 2009年3月。高校時代の親友ダニエルとゾーイは、大学1年の春休みにニューヨークで再会することに。ダニエルの大学のクラスメイト、フィオナも一緒にさまざまな観光スポットをめぐる3人。お互いの大学生活、家族や将来のこと、セクシャリティについて対話を重ねるうち、長年の友情がゆらぎ始め――。大都市ニューヨークを舞台に繰り広げられる、繊細でみずみずしいクィア・ロマンス。
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『未来のアラブ人 4 中東の子ども時代(1987―1992)』
¥3,080
作:リアド・サトゥフ 訳:鵜野孝紀 発行:花伝社 発売:2024年9月10日 A5判 288ページ 原書:Riad Sattouf, "L'Arabe du futur 4", Allary(フランス) シリアの小学校でいじめに耐え、今度はフランスの中学校に通うことになった少年は、またしてもいじめの標的となり…… 「僕はこれから何人として生きていけばいいのだろうか?」 シリーズ累計売上300万部突破! 23ヶ国語で刊行された世界的ベストセラー 急展開!! 圧巻の第4巻
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『世界 お金の大図鑑 謎と秘密』
¥3,190
作:ヴィタリ・コンスタンティノフ 監修:青柳正規 訳:若松宣子 発行:西村書店 発売:2024年9月6日 A4変型判 80ページ 原書:Vitali Konstantinov, "Alles Geld der Welt: Vom Muschelgeld zur Kryptowährung", Gerstenberg Verlag(ドイツ) ユーロ、ドル、円、ポンド……人類の幸福と進歩だけでなく、不平等、貧困、危機、戦争も引き起こしてきたお金。お金ってそもそも何でしょう? 物々交換や貝殻のお金をへて、金属の硬貨や紙幣が発明され、いまでは仮想通貨やデジタル資産が誕生しています。過去の歴史をひもとけば、数々の戦争や投機バブルがあり、自由貨幣や民間通貨が登場するなど、さまざまなことが繰り返されていることがわかります。 世界を支配するのは本当にお金なのでしょうか? そのルールは誰が決める? なぜお金は不平等に分配されるのでしょう? お金の歴史や文化から社会の諸問題まで、驚きのお金の世界を大胆に描くビジュアルブック。大好評の『世界 文字の大図鑑』に続く第二弾!
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『Berrybrook校が教えてくれたこと ~わだかまり~』
¥1,078
作:スヴェトラーナ・シマコヴァ 発行:KADOKAWA 発売:2024年8月29日 14.8 x 1.6 x 21 cm、216ページ 原書:SVETLANA CHMAKOVA, "Awkward (Berrybrook Middle School, 1)", JY(アメリカ) 友達のため、時にはルールをやぶるべき…? ペネロピには、学校生活で生き残るためのルールがあった。 しかし、登校初日からそのひとつを破ってしまう。 そのときに突き飛ばしてしまったジェイミーに謝ることができないまま、 気まずさと不安を抱えた日々を過ごす。 そんななか、美術クラブに試練が訪れる。 ペネロピは、ジェイミーとの仲直りだけでなく、 美術クラブのためにも奮闘しなければならない。 果たして、ジェイミーと仲直りできるのか。 そして、ペネロピの学校生活と美術クラブの行く末は――?
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『アステリオス・ポリプ』
¥6,380
作デイヴィッド・マッツケーリ 訳:矢倉喬士、はせがわなお 発行:サウザンブックス 発売:2024年9月18日 A4変形版/上製本/344ページ/4色 原書:David Mazzucchelli, "Asterios Polyp", Pantheon(アメリカ) サウザンコミックス第6弾。 50才の建築科教授が生まれ変わるための旅に出るグラフィックノベル史に燦然と輝く傑作。
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『Roaming ローミング』Volume1+2セット
¥4,400
作:マリコ・タマキ 画:ジリアン・タマキ 訳:金原瑞人 発行:トゥーヴァージンズ 発売:2024年9月11日 Volume1:A5変型判 縦205mm 横148mm 272ページ Volume2:A5変型判 縦191mm 横148mm 192ページ 原書:Mariko Tamaki, Jilian Tamaki, "Roaming", Drawn & Quarterly(カナダ) 2024年アイズナー賞、3冠を達成! コールデコット賞オナーやアイズナー賞等を受賞したグラフィックノベル『THIS ONE SUMMER』のマリコ タマキ(作)&ジリアン タマキ(絵)が再びタッグを組み、制作された作品。3人の大学生が過ごした5日間のニューヨークの旅を描き、Volume1ではDay1~3の物語を収録する。 2009年3月。高校時代の親友ダニエルとゾーイは、大学1年の春休みにニューヨークで再会することに。ダニエルの大学のクラスメイト、フィオナも一緒にさまざまな観光スポットをめぐる3人。お互いの大学生活、家族や将来のこと、セクシャリティについて対話を重ねるうち、長年の友情がゆらぎ始め——。大都市ニューヨークを舞台に繰り広げられる、繊細でみずみずしいクィア・ロマンス。
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『ジェンダー・クィア』
¥3,520
作:マイア・コベイブ 訳:小林美香 発行:サウザンブックス 発売:2024年9月12日 A5変形判 縦210mm 横150mm 厚さ20mm 重さ 397g 256ページ 並製 原書:Maia Kobabe, "Gender Queer: A Memoir", Oni Press(アメリカ) 女の子にもなりたくないし、男の子にもなりたくない。 私はただ、自分自身でいたい。 クィア、ノンバイナリーのコミック作家マイア・コベイブの自叙伝。 自身の生い立ち。幼少期から思春期で過ごした環境、そして、青年期にかけてクィアをテーマにした音楽や漫画、ファンタジー作品と出会い、自身の性のあり方に向き合い出すことで、生まれた、気づき、葛藤、戸惑いを丁寧に描く。 ひとりの人間の、ありのままの記録。 2020年 アメリカ図書館協会 アレックス賞受賞 2020年 ストーンウォール図書賞名誉賞(フィクション部門)受賞
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『トンネル』
¥3,520
作:ルトゥ・モダン 訳:バヴア 発行:サウザンブックス 発売:2024年7月29日 B5変形判 縦228mm 横168mm 厚さ20mm 重さ 513g 280ページ 並製 原書:רותו מודן (Rutu Modan), "מנהרות (Tunnels)", כתר(イスラエル) イスラエルとパレスチナの地下トンネルで鉢合わせた2つの民族 失われた契約の箱を求めて 主人公ニリは、幼い頃、考古学者の父親を手伝い、幻の「契約の箱」探しに従事したが、民衆蜂起(インティファーダ)が勃発し、世紀の発見をする機会を逃してしまった。 それから長い年月が経ったある日、ひょんなことから、かつて父が所有していた「契約の箱」のありかを示す石板が、父のライバルである大学教授のラフィに売りに出されることが判明する。ニリはラフィより先に「契約の箱」を見つけ、父が実現できなかった「契約の箱」発掘をなしとげようと決意するが――。 長い受難の歴史の上に成り立ち、今なお紛争の舞台となっているイスラエル・パレスチナの地下に輻輳するいくつものトンネルをめぐる冒険譚。両民族の対立の奥底に存在するつながりを示唆するイスラエルを代表する漫画作家ルトゥ・モダンのグラフィックノベル本邦初邦訳。
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『プロビデンス Act3』
¥3,080
作:アラン・ムーア 画:ジェイセン・バロウズ 訳:柳下毅一郎 発行:国書刊行会 発売:2024年7月25日 B5変型判 168ページ 原書:Alam Moore, Jacen Burrows, "Providence Act 3", Avatar Press(アメリカ) ◆言葉が世界を書き換える――物語の魔術師にしてアメコミ界の帝王アラン・ムーア版クトゥルー神話全四部作ついに完結! ◆プロビデンスにたどり着いたロバート・ブラックは、自らの手記をラヴクラフトに開示する。その出会いは世界を決定的に変えてしまうものだった。隠されていた真実を悟ったブラックは、恐怖と絶望のうちにニューヨークへ戻るのだが……ラヴクラフト文学の本質を剔抉し、宇宙的恐怖を再構築する新世紀クトゥルー神話。 ◆アメコミ界の金字塔『ウォッチメン』の著者にして、アメコミ史上最重要作家であるアラン・ムーアが、H・P・ラヴクラフトとクトゥルー神話作品の従来のイメージを鮮やかに刷新することに挑んだエポックメイキングなシリーズの最終巻。 ラヴクラフトは、1890年アメリカのロードアイランド州プロビデンスに生まれ、クトゥルーをはじめとする地球外生物によるコズミックホラー(=宇宙的恐怖)に満ちた作品群を書いたホラー作家。ラヴクラフトは自身が作り上げた恐怖の神話体系を、当時の作家たちにシェアードワールドとして解放した。この試みにより、さまざまな作家により物語が書き継がれていくこととなった。またラヴクラフトの評価は年々高まっており、今では世界中にファンがいる。 現在においてもクトゥルー神話の世界観は小説や映画、ゲームなどさまざまな分野においてシェアされ続けており、新たな作品群を生みだしながらあらゆるジャンルに多大な影響を与えている。本シリーズも、このようなクトゥルー神話作品のひとつであり、アラン・ムーアが、アメコミにおいてラヴクラフトの新たなる再評価をすべく、クトゥルー神話作品最大の魅力であるコズミックホラーの本質を問いかけてくる画期的な作品となっている。
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『漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編』
¥2,750
作:ユヴァル・ノア・ハラリ、ダヴィッド・ヴァンデルムーレン、ダニエル・カザナヴ 訳:梶山 あゆみ 発行:河出書房新社 発売:2024年7月12日 A4変型判 縦275mm 横206mm 厚さ25mm 重さ 918g 280ページ 原書:Yuval Noah Harari, Daniel Casanave, Claire Champion, David Vandermeulen, "Sapiens - Les Maîtres de l'Histoire", Albin Michel(フランス) 【世界的ベストセラーの公式漫画化・第3弾!】 『サピエンス全史』を読んだ人も、まだ読んでいない人も! 1冊だけでもよくわかる! どの巻からでもおもしろい! ~人間(サピエンス)の歴史は3つのキーワードで説明できる~ 私たちの歴史の流れをざっくりまとめると? 世界史の基本を知りたい方におすすめの巻! 歴史とは偶然の積み重ねなのか? 自然界の鉄則で説明できるのか? 一定のサイクルが存在するのか?―― ホモ・サピエンスが各地で築きあげた文明は、幾度もの衝突や分裂を経験しながらも、たった1つのグローバルな世界へと統合されていった。その大いなる流れを支配するものとは、はたして何か? 古代から現在にいたるまで、人類史を突き動かしてきた3つの力の正体が今、明らかになる。 世界的ベストセラー『サピエンス全史』の公式漫画化プロジェクト、白熱の新章突入。新キャラクターが次々と登場し、壮大なストーリーは急展開へ!
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『第三帝国のバンカー ヤルマル・シャハト ――ヒトラーに政権を握らせた金融の魔術師』
¥4,400
SOLD OUT
作:ピエール・ボワスリー、フィリップ・ギヨーム 画:シリル・テルノン 訳:鵜田良江 発行:パンローリング 発売:2023年12月31日 A4判、並製、126ページ 原書:Pierre Boisserie, Philippe Guillaume, Cyrille Ternon, "Le Banquier du Reich", Glénat(フランス) 知られざる孤高のテクノクラート 経済から読み解くナチス政権の成り立ち 1945年2月、オーバーバイエルンのフロッセンビュルク強制収容所の門を1台のバスが通過した。そこには68歳のヤルマル・シャハトが乗っていた。シャハトはヒトラー内閣の元経済大臣で、ナチス政権の経済政策を主導した人物だった。ライヒスバンクの終身総裁であり、ドイツを何度も破産から救ったこの男が、なぜ死の淵に立たされたのか? 彼は単なる金融のエキスパートだったのか、それとも冷徹で日和見的で不謹慎な怪物だったのか? 本書は全2巻からなるバンド・デシネ(フランス語圏のマンガ)を1冊にまとめたもの。ヤルマル・シャハトの後半生――第一次世界大戦中からの大胆な金融政策、ナチズムへの協力と反逆、強制収容所の過酷な日々、連合国によるニュルンベルク裁判、冷戦下での新興国の経済復興――を描いている。聡明であると同時につかみどころがなく謎めいた人物であり、ナチスに加担した過去を持ちつつも、史上最高の経済学者の一人として君臨しつづけるシャハトの数奇な運命を追う。
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『グラフィックノベル ベルリン1928-1933』
¥4,950
SOLD OUT
作:ジェイソン・リューツ 訳:鵜田良江 発行:パンローリング 発売:2023年4月15日 B5判、並製、592ページ 原書:Jason Lutes, "BERLIN", Drawn & Quarterly(カナダ) 20カ国語に翻訳されたグラフィックノベルのベストセラー。 完成に22年をかけた歴史大作。 街は静かに破滅へと向かう――。 人びとはいかにしてナチスに傾倒していったのか。 共和国は人びとになにをもたらしたのか? リベラルな大都市からファシズムの拠点へ。 ジェイソン・リューツは、1920年代のドイツの大都市を、住民の目を通して複雑に描きだしている。彼らの人生は、優しさと残酷さ、愛と憎しみ、セックスと死の十字路で交差する。煙草のけむりが充満するサロン、崩れかけた歩道、にぎやかな駅、華やかなカバレットなど、街そのものが活気づいていた。 ワイマール共和国時代、ベルリンはヨーロッパの最先端であり、創造性、政治思想、性的自由が、忍び寄るファシズムの足音にもみ消される前に明るく輝いていた――このような時代背景を見事に表現した傑作。 示唆に富み、現在の社会問題を映しだすグラフィックノベル 1928年、マルテ・ミュラーは引き寄せられるように脈動する首都ベルリンへ向かった。芸術アカデミーに通いはじめたマルテは、それからの数年間、時代のあふれる豊かさと悲惨さを経験する。カバレットやサロンで米国のジャズが流れ、性の解放が進むいっぽうで、経済危機と過激な政治活動が路上をすでに埋めつくしていた。矛盾する世界が並存し、交錯する1930年代初頭の街で、マルテはみずからのアイデンティティをたしかめようとする。しかし、ドイツという国がそうであったように、未来への選択を迫られていき……。 ジェイソン・リューツは、崩壊が進むワイマール共和国を舞台に、マルテの運命とほかの人物たちの人生を結びつけ、この時代の複雑なスペクタクルをつくりあげていく。言論の力への信頼を失ったジャーナリスト、クルト・ゼフェリング、政治のうねりのために家族がバラバラになった労働者グートルン・ブラウン。はびこっていく反ユダヤ主義の標的にされたユダヤ人の少年ダーヴィト・シュヴァルツ……ベルリンの街角で彼らの運命が交錯する。 世界で50万部突破の大ヒット! 【受賞履歴】 アングレーム国際漫画祭公式セレクション(2020) ミケラッツィ賞最優秀外国語シリーズ賞(2019) ルドルフ・ダークス賞最優秀歴史ドラマ(2019) EGLアワード ブック・オブ・ザ・イヤー(2019)
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『少女が見た1945年のベルリン ――ナチス政権崩壊から敗戦、そして復興へ 』
¥3,080
SOLD OUT
原作:クラウス・コルドン 脚本・構成:ゲルリンデ・アルトホフ 作画・構成:クリストフ・ホイヤー 訳:鵜田良江 発行:パンローリング 発売:2022年3月14日 A5判、248ページ 原書:Klaus Kordon, Gerlinde Althoff, Christoph Heuer, "Der erste Frühling", Carlsen Verlag GmbH(ドイツ) 戦争の悲惨さを伝えるドイツ発のグラフィックノベル 市民が空爆にさらされるウクライナ。77年前のベルリンでも同じ光景があった。 本書は、クラウス・コルドンの長編小説『ベルリン1945 はじめての春』(岩波書店)を原作としたグラフィックノベル。第二次世界大戦の末期を生きる少女の物語である。廃墟と化したベルリンで、恐怖と絶望を強いられながら平和を待ち望む人びとが市街戦を生きのびたようすを描いている。 クラウス・コルドンの「ベルリン3部作」は、それぞれ1918年、1932-33年、1945年という、ドイツ近代史における3つの重要な転換点に直面したある家族の暮らしが描かれている。この作品で特筆すべきは、物語で採用されている視点で、子どもや若者の目から歴史的な出来事を語り、主人公ゲプハルト家の生活を焦点を当ててストーリーを展開させているところだ。本書ではこの3部作のなかから、わたしたちの時代にもっとも近い3作目を原作として取り上げている。幼いころや10代のころに終戦を経験した多くの人たちは、すでに孫がいる年齢となり、悲惨な戦争の記憶を新しい世代に伝えようとしている。 作画のクリストフ・ホイヤーは、絵の細部にまでこだわり、綿密な調査にもとづいて、当時のベルリンを忠実に再現した。街は瓦礫に埋もれていたが、エネのような子どもたちは、破壊された国の希望だったのだ。 本書では、ベルリンで暮らす人びとの惨状だけでなく、出征していた家族や隣人、脱走兵、ナチスの少年兵、強制収容所の生還者、地下活動家、ソ連兵といった登場人物が、独ソ戦、ヒトラー政権、親衛隊(SS)の横行、強制収容所での過酷な生活をそれぞれ語る。当時のドイツを取り巻いていた歴史的背景が把握できる。 市民が空爆にさらされている、現在のウクライナと同じようなことが77年前のベルリンでも起きていた。 [あらすじ] 1945年春のベルリン。連合国軍が最後の空爆をおこない、地上ではソビエト連邦の赤軍が迫っていた。この街で暮らすエネは12歳。生まれてまもないころ、ナチスの共産党弾圧で両親が逮捕されたため、育ててくれた祖父母のもとで終戦やソ連軍の進駐を経験する。戦争のないはじめての春が訪れたある日のこと、ひとりの男が家の前にあらわれた。それはブーヘンヴァルト強制収容所から生還した、エネのお父さんだった。
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『完全版 マウス――アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 』
¥3,850
作:アート・スピーゲルマン 訳:小野耕世 発行:パンローリング 発売:2020年5月18日 B5判、298ページ 原書:Art Spiegelman, "The Complete Maus: A Survivor's Tale", Pantheon Books(アメリカ) 30以上の言語に翻訳された名著 ピューリッツァー賞を受賞した最初のグラフィック・ノヴェル 本書は、マンガ家アート・スピーゲルマンの代表作『マウス』と『マウス II』を一体化させ、翻訳に改訂を施した“完全版"。 ホロコーストのユダヤ人生存者ヴラデックの体験談を、息子のアート・スピーゲルマンがマンガに書き起こした傑作。独自の手法と視点で、これまでに語られてこなかった現実を伝え、世界に衝撃を与えた。本書の一番の特徴は、ユダヤ人をネズミ(=マウス)、ドイツ人をネコ、ポーランド人をブタ、アメリカ人をイヌとして描いていることだ。斬新かつ親しみやすいアプローチで、読者をホロコーストの真実へと引き込んでいく。 語り手の父ヴラデックはポーランド出身。大戦後は妻とともにニューヨークに移住した。第1部では、ヴラデックの青年時代から結婚、過酷な逃亡生活を経て、ナチの手に落ちアウシュヴィッツに収容されるまで。第2部では、アウシュヴィッツでの悲惨な体験、解放、そして故郷ソスノヴェツへの帰還までが綴られている。全編をとおして、著者が父の体験談を聞くニューヨークでの場面が織り込まれている。それにより、生存によってもたらされた罪悪感を背景に、いつまでも消えない恐怖と闘うヴラデックのその後と、両親がホロコーストで負ったトラウマが、息子にどのような影響を及ぼしたのかまでを描ききっている。また、本書の第1部である『マウス』発売後の予想外の反響に、アート・スピーゲルマンが心のバランスを崩した様子も第2部に盛り込まれている。 ひとり、またひとりと家族が減っていく悲しさ、徐々に普段の生活が崩壊していくやるせなさ、迫害、飢餓、虐待、死……言葉ではなく視覚に訴えるグラフィック・ノベルだからこその恐ろしさが伝わる。全人類必読の「ある父親の記憶」。
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『台湾はだか湯めぐり―北部篇―』
¥1,650
作:捲猫 訳:三浦裕子 発行:中央公論新社 発売:2024年6月19日 A5判 152ページ 原書:捲猫『捲兔的台灣裸湯:北部篇』原動力文化(台湾) 台湾好きから銭湯ファンまで唸らせる! 世界一温泉密度の高い国・台湾をディープに楽しめ、台北からアクセス良しな、北投・烏来・金山・紗帽山の湯めぐりガイド16選。台湾人も知らないディープな銭湯? なぜ日本式の温泉があるの? 浴室で台湾グルメが食べられる?! グルメ×人情×はだかで入れる台湾お風呂情報はもちろん、意外と知られていない台湾の風呂歴史も学べる楽しいマンガエッセイ。
大阪・谷町六丁目にある海外コミックスのブックカフェです。
海外のグラフィックノベルやバンド・デシネ(フランス語圏マンガ)の日本語訳版、情報誌やZINE、関連グッズなどを読んでいただけるほか、一部、販売しています。
美しい色彩、斬新なビジュアル・デザイン、多様な文化にもとづくストーリー……
日本のマンガとは一味違った海外コミックスの世界に触れてみませんか。