商品ラインナップ
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『今日が人生最後の日』
¥4,950
作:ウリ・ルスト 訳:鵜田良江 発行:シュークリーム 発売:2025年4月18日 B5変型判 縦230mm 横170mm 厚さ32mm 重さ 925g 464ページ 原書:Ulli Lust, ”Heute ist der letzte Tag vom Rest deines Lebens”, avant-verlag(ドイツ) 1984年を舞台にした本作は、著者のウリ・ルストが 17歳の時に体験した実話の記録。 学校を中退し、ウィーンのパンクキッズと遊んでいたウリは、趣味がセックスというワイルドなエディと意気投合。 2人はお金も、パスポートも持たず、寝袋1つ抱えて国境を目指しヒッチハイクを繰り返す――ウィーンからアルプスを越え、ヴェローナ、ローマ、ナポリ、さらにシチリアまで旅する2か月間のオデッセイ。 セックス、ロックンロール、新たな友情に胸を躍らせる瞬間もあれば 物乞い生活を余儀なくされる中で、性暴力や裏切り、ドラッグ、留置所収監といった現実に直面することも。 17歳の少女たちが求めた『自由』とは―― この最も過酷な旅の中で出会った人々の繊細でユーモラスな描写を通じて描かれる、自らの尊厳を守るために戦った17歳の旅物語。
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『世界 お金の大図鑑 謎と秘密』
¥3,190
作:ヴィタリ・コンスタンティノフ 監修:青柳正規 訳:若松宣子 発行:西村書店 発売:2024年9月6日 A4変型判 80ページ 原書:Vitali Konstantinov, "Alles Geld der Welt: Vom Muschelgeld zur Kryptowährung", Gerstenberg Verlag(ドイツ) ユーロ、ドル、円、ポンド……人類の幸福と進歩だけでなく、不平等、貧困、危機、戦争も引き起こしてきたお金。お金ってそもそも何でしょう? 物々交換や貝殻のお金をへて、金属の硬貨や紙幣が発明され、いまでは仮想通貨やデジタル資産が誕生しています。過去の歴史をひもとけば、数々の戦争や投機バブルがあり、自由貨幣や民間通貨が登場するなど、さまざまなことが繰り返されていることがわかります。 世界を支配するのは本当にお金なのでしょうか? そのルールは誰が決める? なぜお金は不平等に分配されるのでしょう? お金の歴史や文化から社会の諸問題まで、驚きのお金の世界を大胆に描くビジュアルブック。大好評の『世界 文字の大図鑑』に続く第二弾! 【既刊】 『世界 文字の大図鑑 謎と秘密』 https://bookcafemori.thebase.in/items/80992622 『世界 お金の大図鑑 謎と秘密』 https://bookcafemori.thebase.in/items/91328385
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『少女が見た1945年のベルリン ――ナチス政権崩壊から敗戦、そして復興へ 』
¥3,080
SOLD OUT
原作:クラウス・コルドン 脚本・構成:ゲルリンデ・アルトホフ 作画・構成:クリストフ・ホイヤー 訳:鵜田良江 発行:パンローリング 発売:2022年3月14日 A5判、248ページ 原書:Klaus Kordon, Gerlinde Althoff, Christoph Heuer, "Der erste Frühling", Carlsen Verlag GmbH(ドイツ) 戦争の悲惨さを伝えるドイツ発のグラフィックノベル 市民が空爆にさらされるウクライナ。77年前のベルリンでも同じ光景があった。 本書は、クラウス・コルドンの長編小説『ベルリン1945 はじめての春』(岩波書店)を原作としたグラフィックノベル。第二次世界大戦の末期を生きる少女の物語である。廃墟と化したベルリンで、恐怖と絶望を強いられながら平和を待ち望む人びとが市街戦を生きのびたようすを描いている。 クラウス・コルドンの「ベルリン3部作」は、それぞれ1918年、1932-33年、1945年という、ドイツ近代史における3つの重要な転換点に直面したある家族の暮らしが描かれている。この作品で特筆すべきは、物語で採用されている視点で、子どもや若者の目から歴史的な出来事を語り、主人公ゲプハルト家の生活を焦点を当ててストーリーを展開させているところだ。本書ではこの3部作のなかから、わたしたちの時代にもっとも近い3作目を原作として取り上げている。幼いころや10代のころに終戦を経験した多くの人たちは、すでに孫がいる年齢となり、悲惨な戦争の記憶を新しい世代に伝えようとしている。 作画のクリストフ・ホイヤーは、絵の細部にまでこだわり、綿密な調査にもとづいて、当時のベルリンを忠実に再現した。街は瓦礫に埋もれていたが、エネのような子どもたちは、破壊された国の希望だったのだ。 本書では、ベルリンで暮らす人びとの惨状だけでなく、出征していた家族や隣人、脱走兵、ナチスの少年兵、強制収容所の生還者、地下活動家、ソ連兵といった登場人物が、独ソ戦、ヒトラー政権、親衛隊(SS)の横行、強制収容所での過酷な生活をそれぞれ語る。当時のドイツを取り巻いていた歴史的背景が把握できる。 市民が空爆にさらされている、現在のウクライナと同じようなことが77年前のベルリンでも起きていた。 [あらすじ] 1945年春のベルリン。連合国軍が最後の空爆をおこない、地上ではソビエト連邦の赤軍が迫っていた。この街で暮らすエネは12歳。生まれてまもないころ、ナチスの共産党弾圧で両親が逮捕されたため、育ててくれた祖父母のもとで終戦やソ連軍の進駐を経験する。戦争のないはじめての春が訪れたある日のこと、ひとりの男が家の前にあらわれた。それはブーヘンヴァルト強制収容所から生還した、エネのお父さんだった。
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『世界 文字の大図鑑 謎と秘密』
¥3,190
作:ヴィタリ・コンスタンティノフ 監修:青柳正規 訳:若松宣子 発行:西村書店 発売:2023年10月12日 A4変形 72ページ 世界11カ国で刊行! 台湾OPEN BOOK優良図書賞受賞、ドイツの最も美しい本賞、ドイツ児童文学賞などノミネート多数! 楔形文字から絵文字まで、200以上の文字が登場。驚異のビジュアルブック。 約5500 年前に文字は発明された。石や骨に模様を刻んでいた時代から長い時を経て、いまやコンピュータには15万もの文字を表示できるようになり、日々、人々は膨大なメッセージを送り合っている。世界中で生まれた最初の文字とはどのようなものだったのか?文字の考案者はどんな人なのか?言語・社会・歴史・文化を背景に、多種多様な文字の世界を大胆に描く! どんなに小さな集団の文字にも平等な筆者の愛が詰まった本。東京外国語大学教授、言語学オリンピック日本委員会委員長 風間伸次郎さん推薦! 【既刊】 『世界 文字の大図鑑 謎と秘密』 https://bookcafemori.thebase.in/items/80992622 『世界 お金の大図鑑 謎と秘密』 https://bookcafemori.thebase.in/items/91328385
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『私の自由な東ドイツの少女時代』
¥2,420
SOLD OUT
企画・原案:クラウディア・ルッシュ 作:ズザンネ・ブッデンベルク 画:トーマス・ヘンゼラー 訳:エドガー・フランツ、深見 麻奈 発行:彩流社 発売:2023年6月16日 B5判 縦257mm 横182mm 厚さ11mm 重さ 440g 144ページ 「1989年11月9日、母の断裂した筋も東西ドイツも、再び繫がるべきでした」 第二次世界大戦後の1949年、ドイツは東西に分断され思想・文化ともに別の道を歩み始めた。社会主義を標榜したドイツ民主共和国、いわゆる「東ドイツ」で少女時代を過ごした主人公は、体制への反感を抱く母のもとで、東ドイツの不条理に晒されながら日常を過ごす。本国ドイツで発表されベストセラーとなった、クラウディア・ルッシュの自伝的小説に基づいたグラフィック・ノベル。本邦初訳!
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『マッドジャーマンズ ドイツ移民物語』
¥1,980
作:ビルギット・ヴァイエ 訳:山口侑紀 発行:花伝社 発売:2017年10月20日 A5変型判 240ページ モザンビークから東ドイツに労働のために移民してきた若者たち。 圧倒的なビジュアルで描き出す衝撃のグラフィックノベル!
大阪・谷町六丁目にある海外コミックスのブックカフェです。
海外のグラフィックノベルやバンド・デシネ(フランス語圏マンガ)の日本語訳版、情報誌やZINE、関連グッズなどを読んでいただけるほか、一部、販売しています。
美しい色彩、斬新なビジュアル・デザイン、多様な文化にもとづくストーリー……
日本のマンガとは一味違った海外コミックスの世界に触れてみませんか。